あなたもきっと好きになる!ビーバーの魅力3選

ビーバー愛好歴約3年(2025年時点)のビバナナです。

今日は、私が思うビーバーの魅力についてお話しします。

ビーバーについて

ビーバーには アメリカビーバーヨーロッパビーバー の2種が存在します。
アメリカビーバーは主に北米大陸(アメリカおよびカナダ)に生息し、ヨーロッパビーバーは主にヨーロッパおよびロシアに分布しています。

日本の動物園では主にアメリカビーバーが飼育されています。

ビーバーは齧歯類の中でカピバラに次いで2番目に大きく、生後約2年で体重は20kgから30kgに達します。
誕生したばかりの赤ちゃんビーバーの体重は約400gで、その見た目は「亀の子たわし」に例えられることがあります。

魅力①家族を大切にする、穏やかな性格

ビーバーの魅力のひとつは、家族をとても大切にするところです。

赤ちゃんビーバーが生まれると、両親だけでなく、兄や姉ビーバーたちも一緒に育児を手伝います。

動物園では、生まれた赤ちゃんを家族が巣へ戻す様子が見られ、その姿に癒される人も多いようです。

長崎バイオパークの飼育員・山本さんによると、
「これまで担当してきた中で、人を噛んだり、仲間同士で激しくケンカする姿はほとんど見たことがない。イヤだと感じても、少し小競り合いする程度でおさめる、とてもやさしい動物」
だそうです。

動物園では、ごはんの時間になると場所をとりあって小競り合いする姿が見られます。それでも本格的なケンカに発展することは少ないです。
家族のために食べ物を巣に運ぶこともあり、やさしい一面が垣間見えます。

縄張り意識は強い動物ですが、尻尾で水面を叩いて気持ちを伝えることが多く、直接ぶつかり合うことは少ないようです。

ビーバーの家族間のコミュニケーションは活発であり、時には相撲のようにじゃれ合う姿も見られます。

余談ですが、「仲の良い夫婦」をたとえて「おしどり夫婦」と言うことがあります。
ところが実際のオシドリは、毎年パートナーを変えることもあり、抱卵や子育てにもオスはほとんど関わらないそうです。

一方ビーバーは、一度ペアになると生涯添い遂げることが多く、家族みんなで協力しながら子育てをします。
そんな絆の深さを知ると、「おしどり夫婦」ではなく「ビーバー夫婦」と呼んでもいいのにな、と思ってしまいます。

魅力②キーストーン種の究極の「生態系エンジニア」

「キーストーン種」とは、生き物の世界でとても大事な役目を持つ植物や動物のことです。
これらの生き物がいなくなると、その場所の自然は大きく変わり、ときには成り立たなくなることがあります。

ふつうの生き物がいなくなった場合、自然の変化はゆっくり進み、別の生き物が代わりに入ることもあります。
しかし、ビーバーのようなキーストーン種がいなくなると、自然の形が一気に変わってしまいます。ほかの生き物では同じ役目を果たせないためです。

ビーバーは木をかじって倒し、枝や泥を使って水の流れをゆるめ、ダムを作ります。
ダムは巣を水で守るだけでなく、湿地を広げて、多くの生き物が暮らせる場所を作ります。
こうした力を持つことから、ビーバーは「自らの生活のために環境を改変する、ヒト以外ではほぼ唯一の動物」といわれます。

また、ビーバーはダム作りを親から学びますが、人に保護された幼いビーバーでも、家の中で身近な物を集めて“ダムのような形”を作ろうとする行動が見られます。

魅力③まんまるで、むっちりとした体つき

さらに、ビーバーのむっちりとした体も、大きな魅力のひとつです。
水辺で暮らすことの多いビーバーは泳ぎが得意ですが、陸上ではちょこちょこと歩く姿がとても愛らしく映ります。
家族のためにせっせと巣へ野菜を運ぶ姿にも、思わずほっこりしてしまいます。

ビーバーの毛皮は、内側がふわふわの防寒用、外側がしっかりとした防水用になっていて、寒い地域でも快適に過ごせるような二重構造になっています。

実際に触れてみると、とてもやわらかくて気持ちいいのですが、水に入ったあとは少し毛触りが変わって、少しかためになることもあります。

その高品質な毛皮ゆえに、かつては乱獲の対象となっていた時代もありましたが、今では保護の取り組みが進んでいます。

また、ビーバーのお腹がぽっこりしているのは、ただ太っているわけではありません。
冷たい水から内臓を守るために脂肪がしっかりついていることと、草食動物らしく長い腸が詰まっていることが理由です。
かわいらしい見た目には、ちゃんと自然の工夫が詰まっています。

ビーバーを見よう

ビーバーのさらなる魅力については様々な点が挙げられますが、今回紹介したのは特に感じる3つのポイントです。
それまで興味がなかった人も、ビーバーを間近で見ることで、その魅力に気づくことがあります。

ビーバーは主に夜明けと夕暮れ時に活動する動物です。
夏は閉園間近まで眠っていることが多いです。
日が短い冬や、少し曇っている日には、比較的早い時間から姿を見せてくれることもあります。

もし起きている姿が見られたら、ぜひじっくり観察してみてくださいね。

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