かわいい動物動画に潜む違和感。X公式アカウントのすすめ

X(旧Twitter)には、毎日のようにたくさんの動物動画が流れてきます。

その中には、見ていてほっとするものもあれば、少し不安を感じてしまうものもあります。

この記事では、安心して動物を応援できるアカウントの紹介と、その理由になった、ある気になった投稿について書いています。

X(旧Twitter)動物園アカウント紹介

まずは、安心して楽しめる公式アカウントの紹介から。

こちらは、私が作成したビーバーがいる動物園・水族館の公式アカウントまとめです。

こちらは、別の方が作成された、国内の動物園・水族館の公式アカウントまとめです。

光るおもちゃを誤飲した犬の動画に“かわいい”の声?

X(旧Twitter)のおすすめタブを見ていたとき、動物動画を無断転載しているアカウントが、「光るおもちゃを誤飲して、おしりが光っている犬の動画」を、面白ネタとして投稿しているのを見かけました。

「これは動物虐待ではないか」といった指摘も一部にはありましたが、全体を見ると「面白い」「可愛い」といった好意的な反応のほうが多く、正直なところ驚きました。

この投稿には、動物への配慮が欠けているように感じました。

実際には光るおもちゃを本当に誤飲していた可能性は低く、尻尾におもちゃを取り付けるなどして、「誤飲したように見せた」演出のうえで拡散されたものではないかと思われます。

しかし、こういった動画が広がることで、「犬が光るおもちゃを誤飲しても大丈夫」といった誤ったイメージが広がる危険性があります。

そのため、私はこの動画を、虐待の可能性があるものとして運営に通報しました。
もっとも、通報はAIによる自動判定で処理されることが多く、過去の経験からも、削除に至る可能性はあまり高くないかもしれません。

それでも、こうした投稿が「面白いもの」として広まることの危うさについて、一人でも多くの方に考えてもらえたらと思い、この記事を書くことにしました。

動物にとって本当に良い動画なのか、考える

ネットのペット動画の中には、インパクトを狙うあまり、ペットをまるでおもちゃのように扱っているものも見かけます。

楽しいナレーションや演出に、ついごまかされてしまうこともあるかもしれません。
特にSNSでは、ほんの数秒で動画を流し見してしまい、「変なことが起きている=面白い!」と反射的に笑ってしまうこともあります。

ですが、「かわいい」「面白い」と感じる前に、
動物たちが無理をしていないか、
本当に安全な状況なのか、
少しだけ考えてみることも大切だと思っています。

私自身も、迷いながらではありますが、動物を大切に思う人、施設を応援していきたいです。

悪質な動物動画をなくすために、私たちができること

無断転載アカウントを見かけたら、安易に拡散しない

「可愛い!」と思ったそのとき、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。
引用元の記載がない投稿の多くは、営利目的のための無断転載です。
また、引用元が書かれていても、その引用元自体が無断転載である場合もあります。

「いいね」やフォローのひとつひとつが、誰かの活動を応援することにつながります。
できれば、飼い主さんご本人や、動物園などの公式アカウントを選んで応援するという選択も、増えていったらいいなと思います。

気になる場合は、ためらわずに通報する

少しでも「おかしい」と感じたときは、通報することで拡散を防ぐ手助けになることがあります。

多くのSNSでは、まずAIが通報された投稿を確認し、その中から「優先度が高い」と判断されたものだけが人の目で確認される仕組みになっています。
通報数が少ないと、AIが「重要ではない」と判断してしまい、見逃されることもあります。
そのため、同じ投稿に対して複数の通報が集まることで、人の目による確認につながりやすくなります。

もちろん、明確な虐待でない場合は、削除されないこともあるのが現状かもしれません。
それでも、悪質な動画が「面白いもの」として広まってしまう今の状況を、少しずつでも変えていきたいと思っています。

おすすめの動画

最後に、私のお気に入りの「ビーバーの可愛い動画」をひとつご紹介します。

刺激的なコンテンツがあふれる今だからこそ、こういう、じんわり心があたたまる動画が、もっとたくさんの人に届いたらいいなと思います。

ほんのひとときでも、ふっと気持ちがゆるむ時間になったら、とても嬉しいです。
(特に、最後のおまけの鳴き声は必見です!!)

気に入ってもらえたら

お読みいただきありがとうございました
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