※ストーリーの重大なネタバレは含みませんが、作品の設定やキャラクターについて軽く触れています。
ようやく『ズートピア2』を観に行きました。
前作のストーリーはうろ覚えでしたが、問題なく楽しめました。
事前に「ビーバーのキャラクターが活躍する」と聞いてはいましたが、実際には物語のかなり中心にいる存在でした。
『ズートピア2』を観ていて、ビーバーの描かれ方が思っていた以上に重要だと感じました。
目次
ビーバーの活躍
『ズートピア2』に登場するビーバーのキャラクターのニブルズ・メープルスティックは、ズートピアの陰謀論をテーマにしたポッドキャスト番組を配信しています。
ニブルズを演じているのは、女優の江口のりこさん。
インフルエンサーという紹介もありましたが、動画の「いいね」は2件だったりと、あまり注目されていない存在のようにも感じられました。
鉛筆を齧り過ぎて鉛中毒でおかしくなっているのではないかとニックからも胡散臭がられています。
ビーバーの生態とニブルズの役割
ガジェット通信の記事によると、アニメーターのベンソン・シュムは、
- 腕や手を胸のすぐ近くに置く仕草
- 陸上でよたよたと歩く様子
といった、実際のビーバーの動きを丁寧に再現しているそうです。
また、ビーバーの「直径15cmの木をわずか10分ほどで倒せる」というビーバーらしい能力を活かす場面もありました。
ニブルズは、水生哺乳類から爬虫類まで、幅広い生き物と友達になれる高いコミュニケーション能力を持っています。
これは、ビーバーが「半水生哺乳類」として陸と水辺の両方で暮らす生態と重なります。
また、ビーバーが作るダムは、多くの生き物の住みかになります。住む場所を失いかけた爬虫類たちの描写を見て、ビーバーの生態を思い出しました。
ニブルズの名前
「ニブルズ(Nibbles)」という名前は、「少しずつ齧る」という意味の nibble という言葉から来ているようです。
また、ビーバーはカナダの国獣で、苗字の「メープルスティック」もカナダのシンボルです。
作中ではリングスリー一家というキャラクターも登場します。おそらくカナダオオヤマネコがモチーフと思われ、こちらもカナダと関係があります。
ビーバーの歴史
今作では、爬虫類はズートピアの先住民に当たります。
ビーバーというと、北米の先住民にとって、とても身近で大切な動物でした。
食料になり、毛皮は服や道具に使われ、生活そのものを支える存在だったのです。
そのビーバーの毛皮をめぐって起きたのが、「ビーバー戦争」です。
この戦争には、先住民の諸部族だけでなく、フランスやイギリスの植民地勢力も関わりました。
その結果、ビーバーは毛皮の乱獲によって、絶滅寸前にまで追い込まれました。
毛皮交易を通じて、ヨーロッパ人と先住民の関わりは次第に深まり、こうした動きが、のちの多民族社会につながる背景の一つになったと考えられます。
ビーバーは、先住民の歴史や争いの中心にいた存在でもありました。
これは公式の設定ではありませんが、先住民と深く関わってきたビーバーの歴史を考えると、そうした背景が、キャラクター設定に影響している可能性もあるのかもしれません。
今からズートピア2を観にいく予定の方へ
なお、『ズートピア2』をこれから観にいく予定の方は、週替わりの入場特典がもらえます。
12月27日からは謹賀新年ポストカードが配布中です。
また、エンディング後におまけ映像があるので、ぜひ最後まで観ることをおすすめします。
わたビバ予告
劇場の予告編では、『ズートピア2』の次の「もふもふ」映画として『わたしがビーバーになる時』の告知が流れ、思わずテンションが上がりました。
来年はさらにビーバーが注目される年になりますように!